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神の手 北部医療支援 脳外科権威、福島氏講演に4千人2006年10月30日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

高度先進医療について講演する福島孝徳氏=29日夜、名護市民会館

 【名護】世界的な脳外科医、福島孝徳氏(米デューク大学教授)を招いた講演会「すべては患者さんのために」(主催・北部地区医師会、琉球新報社)が29日、名護市民会館で開かれた。多くの難手術を成功させている実績から「神の手」と称される福島医師が県内で講演するのは初めて。会場外に設置された大型スクリーンの聴衆を含め約4000人が詰め掛けた。
 北部振興策の一環で、脳神経疾患と心臓血管病を治療する北部循環器センター(仮称)の名護市設置に向けた調査作業が進められており、早ければ2008年度にも開院予定。福島医師は脳外科顧問を務め、実際に手術も手掛けるという。
 福島医師は、頭に硬貨ほどの小さな穴をあけ、細い器具を使って患部を除去、縫合する「鍵穴手術」と呼ばれる患者への負担が少ない手術法を確立。脳腫瘍や三叉(さんさ)神経痛など国内外で年間約600件の手術をこなす。
 講演では、さまざまな脳疾患の症例や脳の奥の腫瘍を放射線で狙い撃って治療するサイバーナイフなど最先端医療を紹介。北部循環器センターについて「あらゆる地域の救急医療と高度先進医療ができる21世紀の素晴らしい病院になる。全力を挙げて県民のために頑張りたい」と述べた。
 今年7月に鹿児島で福島医師の手術を受けた荒本ゆきのさん(39)=宜野座村=は「これで沖縄の患者も救われる」と施設整備に期待を寄せた。講演会ではそのほか、福島医師と同様に顧問を務める上山博康氏(旭川赤十字病院脳神経外科部長)、センター長に就任予定の鮫島哲朗氏(米デューク大学医療センター)が講演した。


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