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宮森小の悲劇、考えて 演劇「フクギの雫」 変わらぬ現状問い掛け2011年12月4日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

宮森小学校ジェット機墜落事故を描く「フクギの雫」の東京初公演=3日午後、東京都の文京シビックホール・小ホール

 【東京】1959年に石川市(現うるま市)の宮森小学校で起きた米軍ジェット機墜落事故を題材にした演劇「フクギの雫」が3日、東京都文京区で上演された。地元の若者らが事故から50年たった2年前に初演したが、東京では2日の和光小学校(世田谷区)と合わせ今回が初上演。
 制作したのは元高校教師の宜野座映子さん(64)の教え子らが2009年に結成した「ハーフセンチュリー宮森」。うるま市在住の社会人、学生ら20代の若者たちで、出演者やスタッフ約25人が上京した。
 舞台は、今も続く被害と重ねて「何のための訓練か」「誰のための基地か」などと問い掛ける。子どもを失った母親が回想する場面などで、客席からすすり泣きが漏れた。保育者を目指す都内の大学4年生、市川正人さん(24)は「ゼミで3月に沖縄に行き、事故について学んだが、劇を見て言葉がない思い。今の子たちに悲劇をどう伝えていくかを考えたい」と語った。
 公演は昨年名古屋公演を見た原爆の図丸木美術館(埼玉県)関係者らの実行委員会が主催。同館の小寺隆幸理事長は「沖縄の思いに本土がどう応えるかを感じてほしい」と語った。


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