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2012年1月20日

 米軍普天間飛行場に隣接する米人住宅で二夜を過ごし、商品の優れた枕でも「とてもじゃないが安眠できない」。こんなユニークなルポを紹介したのは通販カタログ誌の「通販生活」だ
▼「朝5時頃、ヘリのぶるんぶるんという低い調整音が不気味に聞こえてきて目が覚めた」と正直な感想を記し、「普天間基地はアメリカに引き取ってもらおう。どうしてもムリならくじ引きで本土の都道府県に移転しよう」という
▼就任早々、「問責候補」のレッテルを貼られた田中直紀防衛相が日曜日から沖縄入りする。テレビ番組で普天間飛行場代替施設を「年内に着工する」と発言。沖縄側の反発を招いたが、防衛省官僚のレク通り、正直に口にした結果だろう。その後も普天間を「世界一危険な基地だ」と明言した
▼「世界一危険な飛行場」は米要人が発言したと報じられ、普天間爆音訴訟の高裁判決でも記される周知の事実だが、閣僚からの発言は珍しい。そういう意味でも正直だ
▼世界一危険だと認めたからには担当大臣として世界一の危険の除去に取り組むのか、それとも放置するのか。こんな時、舌鋒(ぜっぽう)鋭い妻の真紀子元外相なら何と言うかも気になるところだ
▼前出のルポは「ここでは占領は終わっていない」と締めくくった。目白に住む大臣も爆音の宿泊体験をしてみてはどうか。きっと違う世界が見えてくるはずだ。


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