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2012年1月25日

 浴衣にたすき、鉢巻きを付けた男たちが真剣な表情で太鼓と鉦(かね)を打ち鳴らして舞う。福島県いわき市に伝わる「じゃんがら」は新盆の家々を回る念仏踊りだ
▼小名浜の踊友会が22日、沖縄市で開幕した地域資源発掘の催し「沖縄チャンプルー博覧会」でしなやかな演舞を披露してくれた。いわき市の博覧会「いわきフラオンパク」と沖縄の実行委員会同士の交流で実現した演出だ
▼「コザの仲間がソーキそばを持って、いわきに来てくれた。この関係を100年、200年と続けたい」。いわき実行委員長の里見喜生さんは、東日本大震災直後に沖縄実行委が炊き出しで駆け付けてくれたことを忘れない
▼両博覧会とも地元を誇りとし、魅力を発信して地域を元気にするのが目的だ。郷土を愛する思いは自分たちの地元だけでなく、他の地域の繁栄を願うことにもつながっている
▼チャンプルー博覧会も昨年の第1回は沖縄市が中心だったが、今年は那覇市、名護市、宜野座村などと連携し、3月11日まで85のプログラムを県内各地で展開する。3月10日に福島で開幕する「いわきフラオンパク」では沖縄市久保田青年会がエイサーを披露する予定だ
▼この一年、地震、津波、原発事故、風評被害の四重苦で苦しみ続けた福島。沖縄の若者たちによる勇壮な太鼓が、人々を励まし復興への意欲をかき立てる力になればうれしい。


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