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支援情報を届ける「よりそい・情報支援ボランティア沖縄」2012年1月26日 
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編集会議の様子=2011年4月18日、沖縄大学(稲垣暁さん提供)

 「よりそい・情報支援ボランティア沖縄」は、震災の翌週から無料情報紙「風の便り」(A4サイズ裏表1枚)を毎週発行しているボランティア団体だ。被災地、被災者と沖縄をつなぐため、震災関連の情報や沖縄の文化をまとめて紹介している。阪神大震災で被災と支援の両方を経験した神戸市出身の稲垣暁さん(51)が代表を務め、若手社会人や大学生らと共に活動している。

 被災してパソコンやインターネットがない環境にある人やネット上での情報収集に慣れない人にも情報を届けたいという思いから、「風の便り」は紙での発行にこだわった。定期的に一定量のまとめられた情報が届くという安心感や信頼感、気軽に持ち帰ってもらえる広がりやすさも特徴だ。
 紙面を編集する一方で、4月からは那覇市・平和通り商店街の一角で被災・避難者や支援したい人を対象にした相談窓口「よりそいボランティア」も開設している。訪れた人たちの話を直接聞き、気持ちを解きほぐしたいとの思いからだ。「話をして、ほっとした表情をみせる人は多かった」と稲垣さん。その後も、子どもが保育園に入ったなどと避難のため移住した人から近況報告をもらうこともある。
「腰を痛めてしまった」と電話で相談が寄せられた母子避難の家庭に学生ボランティアを紹介したこともある。手持ちの情報を提供し、直接的な支援にもつなげている。「避難された方には『これ以上迷惑はかけられない』とがまんしている人がいるが、遠慮せずに相談してほしい」。
また、「将来を担う人材にはぜひ支援に入ってもらいたい」と稲垣さんは強調する。学生には大人にできない柔軟な支援ができ、学生自身の大きな学びにもつながる。今後も同団体では、学生たちを巻き込んだ活動を展開していくつもりだ。(比嘉弓絵)

◇よりそい・情報支援ボランティア沖縄
(ブログ)http://okitiki.ti-da.net/
(電話)080(2696)4044(稲垣)
(メールアドレス)kajitayori@gmail.com
【風の便り】
毎週土曜日に約500部を発行。県内の主な公共機関とジュンク堂書店に設置している。過去の号はブログで読むことができる。
【よりそい】
那覇市牧志3‐2‐43 
長田ビル3階(那覇市協働大使活動支援センター)
毎週金曜日の19時から21時


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