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住民、やり直し要求 辺野古アセスで主張2012年1月28日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

審査会委員の前で意見を述べる住民=27日、宜野湾市のカルチャーリゾートフェストーネ

 名護市辺野古への米軍普天間代替基地建設に係る環境影響評価(アセスメント)を討議する、2回目の県環境影響評価審査会(会長・宮城邦治沖縄国際大学教授)が27日、宜野湾市のカルチャーリゾートフェストーネで開かれた。特別に設けられた意見発言の場で住民ら10人は、最終段階での垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ記載への不信や騒音・低周波被害への懸念、ジュゴンなど自然環境への悪影響を示し、方法書からの手続きやり直しを求めた。住民らは辺野古アセスの根元にある、戦後沖縄に集中し続ける米軍基地の問題や新たな軍事施設建設に対する疑義を呈した。委員からも、アセスの非科学性、恣意(しい)的なデータ解釈への指摘が相次ぎ、答申にアセスやり直しを盛り込むよう求める声が上がった。
 アセス法や県アセス条例では評価書手続きでの住民意見聴取の規定はなく、今回は異例の対応となった。
 委員は13人中11人が出席。オスプレイ配備による騒音や低周波への対策が不足していることや、埋め立て土砂調達計画を示さないことへの疑念、海草藻場が予測や評価を超えて消失する可能性があること、潮流の変化による内湾的サンゴ礁への悪影響の懸念―などが指摘された。
 26日までに住民意見73通(135件)が寄せられ、このうち発言を希望した10人が選ばれた。住民意見に対し宮城会長は「専門の立場から吟味する委員には気付かない視点があった。住民意見を極力尊重し、知事意見に盛り込むよう県は努力してほしい。沖縄の歴史と密接に関連する事案でもあり、将来に禍根を残さないような答申を形成していきたい」と話した。
 答申案を審議する3回目となる県アセス審査会は31日午前10時から、宜野湾市の同所で開かれる。答申は2月上旬を予定。県環境政策課では2月3日(必着)まで、県知事宛ての住民意見を募集している。問い合わせは同課(電話)098(866)2183。


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