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島唄の世界誇り高く BEGINツアー最終公演2012年1月31日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

沖縄のファンに多彩な島唄を聞かせるBEGIN=20日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

 BEGINが2011年に発売したアルバム「ビギンの島唄・オモトタケオのがベスト」を記念したツアーの最終公演が20日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターであった。全国のファンに聞かせてきた多彩な島唄の世界を沖縄のファンの前でも展開し、県系人らに盛大な歓迎を受けたという昨年の南米公演のエピソードも交えた。ウチナーンチュが脈々と受け継いできた、誇り高く温かい心を音で描き出す演出でファンを楽しませた。
 「爬竜舟」「竹富島で会いましょう」などで幕を開け、「祝い古酒」などを次々と歌う。「昔美しゃ今美しゃ」は月夜を思わせる青い照明に波の音が響く。緩やかな波紋を描くような美しい旋律を、優しくも声量豊かな比嘉栄昇の歌声が彩る。「涙そうそう」はワンコーラスをウチナーグチで歌った。上地等の陰影の濃いピアノ演奏で導入する「風よ」は島袋優のドラマチックなギターへつなぎ、比嘉が三線を手に歌った。
 比嘉は南米公演を振り返り、県人会のメンバーから「7キロぐらいの石を渡された」と語ると会場は笑いに包まれる。「お土産は気持ちが大事だ。沖縄のウチナーンチュも忘れているような“沖縄”を見てきた」と語った。「オジー自慢のオリオンビール」でファンは総立ちになり、背後のスクリーンに南米の県系人らの笑顔が映し出される。終盤にダイナミックな展開を聞かせる「かりゆしの夜」や「島人ぬ宝」でも来場者と一体感を分かち合った。
 アンコールはファンのリクエストに応えて「笑顔のまんま」「恋しくて」などをたっぷりと演奏。比嘉は「これからも真っすぐに正直に、3人で音を合わせていきたい」とファンに語り掛けた。
(宮城隆尋)


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