先日、子どもの通う小学校で日曜日公開授業(生活発表会)がありました。私が子どものころは、それを学芸会と言いましたが、何よりも一番違うところは、各学年が体育館で発表するのではなく、低学年はそれぞれの教室で歌を歌ったり、楽器を演奏したり、高学年になると自分たちで発表内容を決めて舞台で発表したりすることです。私の知っている発表会ではありませんでした。戸惑いもありましたが、近くから子どもの表情が見られ、緊張感が伝わり、同時に成長も感じることができました。いい時間を過ごせました。
さて、皆さんの学芸会の記憶って、どんなものが一番印象に残っていますか?
私は小学6年の時に学年の出し物として演じたオペレッタ「走れメロス」です。私が通っていた学校は1学年が2クラスしかないので、芝居を演じる人も、楽器を演奏する人も関係なく、みんなで大道具を作ったり、何役もこなしたことを覚えています。
大人になって、違う小学校だった同級生と学芸会の話をした時、当時の糸満市内の小学校では、「走れメロス」がはやりだったようで、芝居のせりふや音楽の話で盛り上がりました。舞台に立つパートでもなかったのに、せりふを覚えていて、それをまねてみたり、歌ったりしました。大人になってそんなことができるのは、とてもいい時間を過ごしてきたんだな、と実感しつつ、昔を思い出し、違う小学校に通った友人とも思い出を共有しているようでうれしくなりました。
オリジナリティーも確かに大事ですが、はやりがあって、こういうのもいいものですよね? 私も学芸会の出し物は「走れメロス」だったって方はいませんか? 今、隣にいる誰かと学芸会の思い出を語り合ってみませんか? もしかしたら、懐かしい思い出を共有できるかもしれませんよ。
(玉城美香(たましろみか)、パーソナリティー)
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