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1000人超避難、不発弾爆破 住宅密集地、処理3例目2012年3月5日 
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爆発音とともに、土のうが崩れた隙間から白煙を上げる不発弾爆破処理壕=4日午後0時34分、県立首里高校グラウンド(又吉康秀撮影)

 那覇市首里真和志町の県立首里高校グラウンドの校舎改築工事現場で昨年11月に見つかった米国製8インチ艦砲弾(直径約20センチ、長さ約90センチ、重さ118キロ)の不発弾1発が4日午後0時34分、陸上自衛隊により発見現場で爆破処理された。
処理現場から半径199メートルの383世帯、1088人、52事業所が避難した。陸自によると住宅密集地(避難対象千人以上)での現地爆破は1999年の那覇市安次嶺、2010年の同市首里鳥堀町に続き、国内3例目。
 午前7時50分に避難誘導開始。同9時5分には対象者全員の避難が完了したとの報告、同20分に不発弾処理作業が始まった。途中、避難区域内に人がいるとの情報や、処理壕の砂が一部沈むなどのトラブルもあったが、おおむね順調に進行し、午後0時34分に爆破。「バーン」という音が周辺に響き、1袋約1トンあるという砂袋51袋で押さえ込んだ処理壕上部がわずかに浮かび上がり、紫煙が漂った。
 当初予定の午後5時より約3時間早い午後1時56分に処理が終了し、交通規制と避難が解除された。被害は特に確認されていない。
 那覇市や市消防本部、県、那覇署、陸上自衛隊などでつくる現地対策本部(本部長・翁長雄志市長)が市立城西小学校に設置された。延べ144人が投入され、爆破処理作業や避難誘導、交通整理に当たった。
 翁長市長は処理が成功裏に終わったことに安堵(あんど)しながらも、首里高でこれまで16発もの不発弾が見つかっていることに「沖縄の戦後処理がまだ終わっていないことを感じる。しっかりと対処していく方法を考えたい」と話した。


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