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いまだ「戦争の爪痕」 首里高内不発弾処理2012年3月5日 
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不発弾爆破処理を前に、朝から慌ただしく避難する住民ら=4日午前、那覇市首里山川町

 首里高校グラウンドで見つかった米国製艦砲弾の現地爆破処理が行われた4日正午すぎ、古都首里の町並みに戦場を思わせる「バーン」という爆発音が鳴り響いた。避難範囲外の首里城公園を訪れていた多くの観光客も、周辺のただならぬ雰囲気に驚きを隠せない様子。地域住民は朝から長時間の避難を余儀なくされ、今も残る「戦争の爪痕」に疲れた表情を見せた。処理作業が午後5時まで行われる予定だったため、周辺施設の多くは終日休みとなるなど、県民生活に大きな影響が出た。
 避難開始から4時間余がすぎ、避難範囲内の住宅地から完全に人けのなくなった午後0時34分、爆発音が一帯に響いた。
 午前8時ごろから城西小学校体育館に避難していた津波古マツ子さん(85)は「これで、もう帰れると思い、安心した」と胸をなで下ろした。一人暮らしの津波古さんを心配し、横浜から来た息子の妻・千鶴子さん(55)は「(母を)一人残すことはとても心配だった」と言い、安心できる普段の生活を望んだ。
 午前8時すぎに浦添市内に避難した保久村ミヨ子さん(76)は午後3時前に自宅に戻った。「不発弾が無事処理されることを祈っていた。沖縄にある不発弾が全てなくなってほしい」と語った。

<不発弾ドキュメント>
 午前7時30分 那覇市立城西小学校に現地対策本部(本部長・翁長雄志市長)設置
  同7時50分 住民避難誘導、盗犯警戒開始
  同8時10分 翁長本部長が処理現場視察
  同8時50分 交通規制開始
  同9時5分  避難完了報告
  同9時20分 処理作業開始
  同9時40分 避難地域に人がいるとの情報が流れ約40分作業中断
  同11時20分 処理壕(ごう)が一部崩れたとの報告があり、約10分作業中断
 午後0時14分 土のう積みが終わり、重機退避
  同0時34分 不発弾を爆破処理
  同      爆破処理の結果確認作業開始
  同1時56分 避難・交通規制解除



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