沖縄の不発弾 RSSicon

砲弾の破片、遺留品、不発弾… 工事現場で平和学習2012年3月9日 
このエントリーをはてなブックマークに追加

発掘された遺骨、遺留品と砲弾の破片類を見る平和学習会の参加者=2月26日、与那原町大見武

 【与那原】沖縄戦で激戦地だった与那原町運玉森の大見武で2月26日、同町主催の平和学習会があった。会場は国道バイパス工事現場。NPO法人プロミスキーパーズが遺骨収集作業をしており、砲弾の破片や遺留品などが展示された。
 平和学習会には町民ら40人余が参加。与那原町史編集委員の新垣庸一郎さん(77)とプロミスキーパーズの新垣博正事務局長が講師を務めた。
 編集委員の新垣さんは沖縄戦時の与那原町の状況を説明。「軍部、軍隊の町と化した。米軍の標的にされ町は徹底的に破壊された」と語り、「戦争はどんなことがあってもやってはいけない」と強調した。
 新垣事務局長は那覇市真嘉比での遺骨収集に触れながら「(戦後処理として)国は責任を取らない。ボランティアで作業を進めているのが現状だ。運玉森でも遺骨や名前入りの印鑑など遺留品、手榴弾類がたくさん見つかった」と説明した。
 家族5人南部へ避難中に父親を砲撃で亡くした又吉政義さん(67)は「同じ遺族のことを考えると落ち着いておれず、遺骨収集に参加している。工事が済んだ後も遺骨収集作業を続けてほしい」と要望した。
 与那原町の知念節子さん(83)は「発掘された遺骨や遺留品、不発弾の多さにびっくりしている。学校の平和学習に生かしてほしい」と述べた。
 諸見里和彦教育長は「貴重な資料なので小中学生にも平和学習を通して平和の尊さを教えていきたい」と語った。
(知花幸栄通信員)



次の記事:「世界王者育てる」格闘技ジム...>>
アイコン 今日の記事一覧 アイコン 今月の記事一覧 アイコン 最近の人気記事


関連すると思われる記事

powered by weblio


PR



沖縄の不発弾一覧


過去の記事を見る場合はこちらをクリックするか、 ページ右上のサイト内検索をご利用ください。