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県、翻訳文案から「捨て石」も削除 第32軍司令部壕2012年3月16日 
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 県が第32軍司令部壕説明板設置検討委員会(池田榮史委員長)がまとめた同壕説明板の文案から「慰安婦」と日本軍による住民虐殺の記述を削除した問題で、その文案から県が翻訳用の文案を作成する際、「捨て石」などの記述を削除、変更したことが15日までに分かった。県環境生活部平和・男女共同参画課は、それらの記述について「表現的なもの」との認識を示し、削除や変更することについて「検討委員の了解を得るものでもない」としている。県の決定について専門家からは反発や疑問の声が上がっている。
 同壕説明板は、日本語のほか、英語、韓国語、中国語の説明文が掲載される。県が2月1日までに最終的に作成した日本語の翻訳用文案は、「慰安婦」や「住民虐殺」などを削除した文案から、さらに「沖縄を『捨て石』にした」や「女性軍属」の記述を削除。「多くの将兵と住民が命を落とすことになってしまいました」との記述が「多くの尊い命が失われました」と変更された。
 同課は「翻訳する場合文章が長くなるので、削らざるを得ない」と説明。同検討委員会の村上有慶さんは「いずれも重要な記述。なぜ勝手に削除するのか」と批判している。(仲宗根祐希)


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