基本計画案の検討作業を進める沖縄科学技術大学院大学周辺整備事業の第2回会合=5日、那覇市のホテルサンパレス球陽
県企画部は5日、有識者らでつくる「沖縄科学技術大学院大学周辺整備事業懇話会」の第2回会合を那覇市のホテルサンパレス球陽で開き、基本計画案の策定作業を行った。事務局は2012年の開学に向けて、緊急性の高い施設の整備を「先導プロジェクト」として事業化していく方針を示した。また大学院大学立地に伴う人口増加の予測として、開学時に研究者や学生、その家族などを合わせた数が1585人に上るとの見通しを示した。
大学院大学の周辺施設整備では、恩納通信所跡地を国際級ホテルやレクリエーション施設を備えた「センター地区」、沖縄自動車道の石川インターチェンジ(IC)周辺地域を「サブセンター地区」、谷茶集落後背地一帯を大学院大学の玄関口となる「門前町(仮称)地区」の各地区拠点地域として整備し、居住環境や商業地域を建設する。
2009年9月の一部供用開始が迫っていることなどから、住宅や学究支援施設など研究者らの要望が高い施設について、官民連携の手法で先行的に整備を進める。事務局はサブセンター地区と門前町地区を、先導プロジェクトの候補として事業化していく考え。
立地に伴う人口増加では、一部供用開始時の研究者は20人で、学生や職員、その家族らを含めると人口増は635人と試算。開学時には研究者50人で、全体では1585人。中・長期的には研究者300人を擁し、全体で9350人の人口増加になる予想を示した。
懇話会では3月に開く次回の会合で基本計画案をまとめ、パブリックコメントなどを経て、6月に周辺施設整備基本計画としてまとめる考え。
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