現在空席中の駐日ボリビア大使として、県系2世のハイメ・アシミネ・オオシロ氏(49)=日本名・安次嶺正勝=が就任する。3月9日ごろに来日し、着任する予定。アシミネ氏は「指名されてまず責任の重さを感じた。現在のボリビアを世界に紹介したい。ぜひ沖縄にも行きたいし、行かなければいけない」と語り、母県との交流促進に決意をにじませた。県系人の駐日大使はほかにベネズエラ大使の石川成幸氏がいる。
アシミネ氏は県出身者の移住地・第1コロニアオキナワ出身。第2次移民として移住し、サンタクルス市で自動車修理工場を経営していた父太郎さん=那覇市小禄出身=と、第6次移民の母良子さん=糸満市出身=(ともに故人)の子で3人兄弟の長男。現地の大学で機械工学を学び、父の工場を継ぎ、トヨタの現地事業体、サンタクルス支店の工場で工場長を務めた。
外務省によると在日ボリビア大使館は、前任の大使が昨年10月21日に離任して以降、大使ポストが不在で、現在1等書記官が臨時代理大使として兼務している。
現在、エボ・モラレス大統領が同氏を駐日大使に指名し、内定されており、今月28日に議会で正式決定される。
沖縄ボリビア協会の玉木正邦会長は「南米では初めての駐日大使で、移住者にとって非常に心強く、青年の向上心につながる。県はサンタクルス州と姉妹提携しているので、産業、文化、学術などの交流も一層深まるはずだ」と喜びの声を上げた。
アシミネ氏は現在、サンタクルス市内に在住しており、妻コリーナさんとの間に1男2女がいる。
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