【東京】1972年の沖縄返還を前に日米両政府が交わした財政負担をめぐる密約で、日本が裏負担した2億ドルには使途の内訳がないことを示す米公文書が存在している件で、麻生太郎外相は19日午前の参院予算委員会で「文書は承知していない。密約は一切存在していないというのが、われわれの基本的立場だ」と答えた。喜納昌吉氏(民主)に答えた。
喜納氏は「(密約の存在を)本当は知っているのではないか」とただしたのに対し、麻生外相は「この立場において答えられる答弁の範ちゅうはおのずと限られている」と述べるとともに「(文書について)政府として全く承知していないので内容についてコメントする立場にない」と言及を避けた。
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