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下地島空港利用を合意 防衛相「97―98年長官時」2007年3月30日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

 【東京】久間章生防衛相は29日午後の衆院安全保障委員会で、「屋良確認書」によって軍事使用が認められていない下地島空港(宮古島市)について「私が防衛庁長官、藤井(孝男)氏が運輸大臣の時、せめてスクランブルだけでもやったらどうかということで両省が合意したことがある」と明らかにした。「屋良確認書」に反する軍事使用の政府内合意が明らかになるのは初めて。下地幹郎氏(無所属)に答えた。
 自衛隊機によるスクランブル使用の合意は第2次橋本改造内閣(1997年9月―98年7月)でなされた。久間防衛相は「(下地島空港は)沖縄県が管理しており、県議会は民間しか使わせないという決議をしている。国が頭ごなしに(スクランブルで)使うということはできないという事情があり、断念した経緯がある」と述べた。
 下地氏は、嘉手納飛行場の周辺地域の負担軽減を理由に「下地島空港を日米共同で使い、嘉手納飛行場の訓練を移せば騒音は本当に減る」と述べ、政府の対応を求めた。
 下地島空港は米軍による軍事使用が懸念されたため、1971年に屋良朝苗主席が(1)下地島空港は琉球政府(県)が管理。使用方法を決定(2)本土政府は民間航空以外の目的に使用させる意思はない―とする公文書を日本政府に出し、政府も了承した。しかし、79年の開港以来、給油などを理由とした米軍機の飛来が繰り返されてきた。


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