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いかのおすし2007年5月1日 
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 昨今、新聞やテレビの、子供が巻き込まれた事件事故のニュースを見るにつけ、暗い気持ちになる。
 私の住むセンター区(沖縄市)には、創立61年になるコザ小学校があるが、地元や近隣の自治会から401名の児童が通学している。
 センター区では、老人会や地域のボランティアのみなさんが、毎朝、通学路の要所要所に立ち、子供たちへ「おはようございます」と声をかけている。これは交通安全と防犯をかねて行っているものだ。それでも、この2カ年ほどの間に、登下校時の子供に2度も、車内からものを尋ねた不審者の車両や、通学中の子供たちの間を蛇行しながら走り去った、ヨッパライ運転とおぼしき女性ドライバーの車もあった。油断はできない。
 私の子供時代、40年前のコザ小学校は1500名をこえたマンモス校だったが、車が少なかったのだろう黄色い旗をもった交通安全のボランティアの方はいなかったように思う。ましてや子供が巻き込まれた事件の記憶はほとんどない。こわい世相になったものである。
 いま、警視庁は「いかのおすし」という防犯標語をつくり自治会や子供たちへ注意を呼びかけている。「いか」、知らない人についてイカない。「の」、他人の車にノ(乗)らない。「お」、あぶないときはオオゴエ(大声)をだす。「す」、スぐ逃げる。「し」、大人やおまわりさんへシ(知)らせるというものだ。
 大人の私たちも「いかのおすし」を忘れず、地域の子供たちへ積極的に声をかけてみてはどうだろうか。
 あいさつが子供を育て、子供を守り、ひいては安心して暮らせる、私たち自身の安全な地域社会をつくるのだから。
(富本 実、うまんちゅ鉄道代表)


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