ノロ、神人から杯を受けるハーリー御願参列者たち=4日、豊見城市の豊見瀬嶽
【豊見城】ハーリー発祥の地とされる豊見城市の豊見瀬嶽(豊見城城趾公園内)で4日、第5回ハーリー由来まつり(主催・同実行委)が行われ、ノロや神人が地域の繁栄やハーリー行事の成功を祈願した。ハーリー発祥の地を内外にアピールしようと豊見城市独自のハーリー船を建造する計画も発表された。
「球陽」などの文献によると、1400年ごろに南山王のいとこ、汪応祖(オウワンソ)が、中国留学時に見た竜舟を模したハーリー船を漫湖に浮かべて遊覧。これを見た那覇、泊、久米3村の人々が船を造って競漕(きょうそう)したのがハーリーの始まりとされている。
ハーリー御願では地元のノロ、神人5人が豊見瀬嶽に祈りをささげた。那覇爬龍船振興会の代表らも参列。ハーリー行事の安全を願い、ハーリー歌、空手を奉納した。
主催者あいさつをした上原義雄実行委員長(豊見城市商工会長)は「今年から豊見城市独自のハーリー船を建造する」と発表。同実行委によると、汪応祖が見た600前に近い形のハーリー船を中国で2艇、豊見城市で1艇製作する。豊見城市では中国の大工と地元の大工が建造する。船は来年5月ごろまでに完成し、来年の旧暦5月4日以降、出来上がった船を使って豊見城市でハーリー競漕を行う予定。
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