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「羽地苑」への私道封鎖 現理事選任に反発2007年5月17日 
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鎖で封鎖された「羽地苑」に通じる私道=16日午後3時、名護市我部祖河

 【名護】名護市にある在宅複合型の老人福祉施設「羽地苑」に通じる私道が16日午後、土地所有者の管理委託を受けた初代理事長らによって封鎖された。利用者や家族、送迎リフト車を含む緊急車両の通行は認めているが、職員車両などは禁止している。私道封鎖は、施設を創設した初代理事長が理事職に戻れない現在の施設運営に不満を抱いているため。初代理事長は「(施設を指導監督する)県の職権乱用であり、不当だ」と説明しており、道路封鎖を継続する方針だ。
 同施設は短期入所者が20人、デイサービスなどの利用者が20人で、施設職員は約25人。現理事長は「このような通行妨害は極めて遺憾。従来、何の支障もなく使用しており、通行権を有すると考えている。弁護士など法律の専門家と相談の上、しかるべき措置を取りたい」と述べ、道路封鎖の解除を求める仮処分を裁判所に申請する考えを示唆した。
 羽地苑は2001年に設立されたが、間もなく経営難に陥った。その後、資金援助を名乗り出た男性が理事長に就任し、創設にかかわった理事全員を解任。その後、解任された理事の1人が起こした訴訟で、役員を解任した理事会は存在しなかったと認定された。しかし、初代理事長らは任期切れとなっており、結果として全理事が不在となる状況になった。
 このため、県は社会福祉法など関係法令に基づき、県庁OB2人を含む6人の仮理事を選任。半年後の06年1月に全員が新理事となり、今年3月に県庁OBの現理事長が就任している。
 初代理事長は「金融機関からの借り入れなど施設に投入した私財は2億円近い。県は何の相談も調査もないまま、仮理事を選任したのは職権乱用であり、県職員の天下り先に利用されている。極めて不当だ。道路封鎖が不服ならば、訴訟を提起してもらっても構わない」と話している。


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