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2007年5月24日

 東京で開かれる沖縄関連イベントは、勇壮なエイサーや賑(にぎ)やかなカチャーシーが付きもの。東京の真ん中で沖縄の伝統芸能に接すると、見る側の気分も高揚する
▼最近ではエイサーをする若者、カチャーシーに興じる人の中には県外出身者の姿も目立つ。あるイベントで同席した沖縄県人会役員がカチャーシーの乱舞を見ていわく。「あれ、ほとんどヤマトゥンチューだよ。信じられる?」
▼沖縄文化や伝統芸能に思いを寄せる「沖縄ファン」は多い。沖縄に転居し、三線教室に通う人もいる。沖縄文化の「ボーダーレス化」は加速度を増している
▼各地の沖縄県人会もこれらの動きとは無縁ではない。沖縄に関心を寄せる人たちを、正・準会員として受け入れる組織もある
▼東京沖縄県人会の新会長に就任した川平朝清さんは「沖縄に本籍があるとか、かつて住民登録をして県民になったことがある人に限るわけではありません」と、県人会の門戸を広げる考えを披歴した
▼「良き伝統は確実に守り続け、変えるべきところは変え、新しい時代を築いていくべきだ」と川平さん。差別に抗(あらが)い、復帰運動を闘った歴史を持つ県人会は今、「沖縄ブーム」も見据え、新たな県人会像を模索しているようだ。


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