意識改革を呼び掛ける伊志嶺亮市長=29日、宮古島市役所上野庁舎
【宮古島】宮古島市の伊志嶺亮市長は29日、伊良部、下地、上野、城辺、平良の市役所各庁舎や市水道局を回り「財政破綻(はたん)回避緊急市長メッセージ」を市職員に伝え、理解と協力を求めた。
各庁舎では職員が会議室や玄関前などに集合し、市長メッセージを聞いた。宮川耕次総務部長から「歳入の確保」や「組織・機構のスリム化」などを柱にした「財政破綻緊急行動方針」の説明もあった。
伊志嶺市長は「今のままでは確実に再生団体に転落する。2008年度決算を基に適用されるので、この2年間で集中的に再建に取り組み、赤字を13億円削減しなければならない。市民への説明責任を十分に果たしながら、皆で意識を高めよう」と呼び掛けた。
市は2005年度決算で「連結実質赤字比率」が県内ワーストの32・7%、「連結実質収支」は約54億円の赤字だった。
市は、国会で審議中の地方自治体の財政健全化法案で民間企業の倒産に相当する「財政再生団体」の判断基準を「連結実質赤字比率」で30%前後と想定。13億円の赤字削減で08年度決算までの2年間で同比率25%にすることを目標に再生団体の回避を図っている。
市は、13億円の内訳など具体的な数値目標をまだ定めておらず、6月末までに示す方針。
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