発売から2カ月で完売した県産米使用の琉球泡盛「島米」を儀武剛金武町長(左)から受け取る仲井真弘多知事=18日午前、県庁
金武町特産品振興会や瑞穂酒造、コープおきなわ、県物産公社など6者で構成するプロジェクトチームが金武町の低農薬米「ちゅらひかり」を原料に限定生産した琉球泡盛「島米(しまごめ)」(アルコール度数30度)1700本が、3月末の発売から約2カ月で完売した。儀武剛金武町長らは18日午前、県庁で仲井真弘多知事に完売を報告、製造番号1番の「島米」を贈った。同チームは今夏収穫される新米で倍の3400本を製造。来年1月にも本格的に販売する。
ほとんどの泡盛の原料はインディカ種のタイ米を使用しており、県産ジャポニカ種だけを使った泡盛は珍しい。数種の県産米で試験製造した中から選ばれた「島米」は雑味がなく、まろやかさと上品な甘みが特徴。
プロジェクトチームはブランド拡大に向け、本年度から県工業技術センターなどと連携し、泡盛に適した米の選定や製造技術の開発に着手。県農業試験場とも連携し、さまざまな県産米で甘口から辛口まで幅広い味わいを持つ泡盛の新商品開発も開始した。
コープおきなわの大城京子副理事長は「原料生産から販売まで全工程を県内農家や企業で取り組み、その結果誕生したブランドが県民に受け入れられた」と強調。儀武町長は「タイ米ではなく、沖縄の米を使う斬新な発想で泡盛の歴史に新しい風を吹き込んだ。無農薬米の生産など、安全で安心な泡盛づくりを支援していきたい」と述べた。
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