専用の携帯電話を設置し導入されたモータープール制度=11日、宮古島市平良
【宮古島】運転代行の利用客の待ち時間を短縮するため繁華街付近の駐車場で複数の運転代行業者が車両を常駐させ、共通の専用電話番号を設置する「モータープール制度」が宮古島で設立され、11日夜から運用が始まった。県内ではうるま市に続いて2例目。離島では初めて。
宮古地区の運転代行業は5日現在で、20社31台が登録されている。各社とも1―3台という小規模な事業所で、利用客から「待ち時間が長い」などの声があり、代行車両を待ちきれず飲酒運転をすることが懸念されてきた。
同制度には9社12台が参加予定で、今後も拡大を目指す。琉球銀行宮古支店の協力で、同支店駐車場に専用の携帯電話を午後7時から翌午前7時まで設置、各社は空いている車両を待機させて利用客からの呼び出しに対応する。
業者らは、宮古島署の呼び掛けで集まり、6月から3回の意見交換会を重ねて準備を進めた。
運用開始を前に11日夕、市平良で開始式があった。運転代行連絡協議会の池間光得会長は「待ち時間短縮に協力し、モータープール制度を成功させたい」とあいさつ。宮古島署の岸本亮署長は「飲酒運転根絶に大いに役立つ」と強調した。
式後、代行業者らは酒を提供する飲食店などを回って専用電話番号が明記されたシールを店舗内に張り、協力を呼び掛けた。宮古地区運転代行モータープール制度の専用電話番号は090(9780)9990。
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