香港―沖縄間に開通するインターネット回線のイメージ図。米国を経由せずにアジア各地と通信できるため通信時間の短縮が図れる
香港―沖縄間に国際インターネット回線が15日から開通し、ファーストライディングテクノロジー(浦添市、上原稲一社長)と沖縄クロス・ヘッド(那覇市、新居昭生社長)が運用・管理者として実用化に向けた実証実験を始める。6日、2社が県庁で会見して発表した。香港にネット回線が直接つながることで通信時間の短縮化が図れるほか、東京に一極集中するインターネット回線の代替(バックアップ)回線として、東京で災害が起きた時の活用が見込まれる。
回線開設は県の沖縄GIX(グローバル・インターネット接続点)構築事業の一環で、実証実験は県が国際回線を借り上げ2009年度まで実施。その後は有料回線として実用化する予定。
香港と回線が結ばれることで、これまで米国を経由する必要があったアジア向けのインターネット通信が米国を経由せずにできる。より短時間でのデータ送受信が可能となることで、オンラインゲームや為替取引など通信スピードを重視する企業やアジアに拠点を置く日系企業の利用などを見込む。
同回線は沖縄に拠点を置く企業しか利用できないため、県は沖縄への企業立地を促進する起爆剤として活用したい考えだ。
カルビー、外為どっとコム、サイボウズ、インデックス沖縄の4社が回線利用者として実証実験に参加。カルビーはアジア各地に点在する製造工場の一括管理拠点を沖縄に置くことを目指し、同回線を利用する。
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