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エコペレット開発 南部農林高バイオテク・クラブ2008年1月19日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

開発したエコペレットで、ポトスやソングオブインディア、ミルクブッシュなど人気の観葉植物を鮮やかに彩る南部農林高校バイオテクノロジークラブ=18日、南部農林高校

 環境にやさしく、おしゃれな観葉植物はいかが―。南部農林高校バイオテクノロジークラブ(顧問・船越秀輝教諭)が、浄水場から出る大量の廃棄物から、土に代わる水耕栽培用の園芸資材「エコペレット」を作り、昨年から販売している。県産リサイクル商品の誕生に「子どもたちの発想が豊かですごい。ぜひ県内外に広がってほしい」と期待が高まっている。
 沖縄の水は石灰質を多く含む硬水のため、浄水場で炭酸カルシウムを除去する。その際に出るペレット(小さい塊)状の廃棄物が、本島2カ所の浄水場で1日7トンにも及ぶ。エコインテック(西原町)がセメントなどに混ぜ、建築資材として利用している。2005年の産業まつりで同社の展示を目にした同クラブの船越教諭や生徒が「園芸資材にも使えないか」と実験に取り組み始めた。
 同クラブには園芸デザイン科の生徒が多く、エコペレット製造にあたっては、顔料で色を付けインテリアとしても楽しめるように工夫。それぞれの色で栽培の経過を観察し、ペレットの成分変化などを計測、問題がないことを確認した。赤、黄、緑など8色を自由に用いてカラフルに観葉植物を彩るエコペレットに、同クラブの神谷栞(しおり)さん(2年)は「“一期一会”で同じものは作れない。そこが魅力」と語る。
 現在はエコインテックで着色までを行い、知的障害者厚生施設鵠生(こうせい)の叢(むら)(南城市)で袋詰め作業を行う。「美らサンド」の名前で140グラム100円(税込み)で販売。県セルプセンター(那覇市首里石嶺町の県総合福祉センター内)とカフェTIP TOP(那覇市松川3−14−7)で購入できる。
 同クラブは細かく砕いた砂状の商品開発にも成功。部長の新垣由美さん(2年)は「砂状ペレットは文字や絵を描くことができるし、達成感があった」と喜ぶ。ほかにもペレットで琉球漆喰(しっくい)作りやpH(水素イオン濃度)調整剤の開発などにも取り組む。金城麻樹さん(1年)は「ごみとして捨てるのはもったいないし、いろいろな可能性のあるペレットってすごい」と声を弾ませた。


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