琉球エアーコミューター(那覇市、RAC)が2009年10月から粟国―那覇の路線を一時運休する方向で調整を進めている。
定年退職に伴う乗務員不足と新機材に対応する滑走路の整備が間に合わないため。
RACの野原雅彦取締役兼業務部長は「滑走路が延長されるまでの一時的な運休。滑走路が完成したら運航を再開したい」と述べ、廃止ではなく一時的な運休であると説明した。
同日、下地幹郎衆院議員ら政党そうぞうが日本トランスオーシャン航空(JTA)とRACを訪れ、運賃値上げをしないよう申し入れた席で明らかになった。
粟国―那覇路線は年間約9000万円の赤字を抱えている。RACは収支構造を改善するため、使用機材を現在のアイランダー(9人乗り)からダッシュエイト機(DHC―8、39人乗り)に変更する方針だが、ダッシュエイト機が就航するには現滑走路の延長が必要。現在、粟国村が地権者の合意取得を進めている。
滑走路が完成するまで、アイランダーでの運航が求められるが、乗務員(機長)の退職に伴う異動で乗務員がいなくなり、後継乗務員も資格取得など条件を満たす者が見つからず、運休する可能性が濃厚となった。
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