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「千円札6枚がない」盗まれた? 遺留品に唾液2008年2月15日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

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 【南城】犯人はヤギだった。10日午後5時ごろ、南城市玉城字奥武にある「もずくそばの店くんなとぅ」が営む店舗裏のアプローチゴルフ場で、利用者の財布から千円札6枚がヤギに抜き取られ、食べられるという“事件”が発生した。
 長田さんは「突風で落ちたのかな」と気にしなかったが、財布を開けると「紙幣がない」。が、仲間の財布は無事だった。ほどなくして、友人が棚の下に落ちていた5千円札1枚を発見。よく見ると一口かじられた跡がある上に、唾液(だえき)でべとべとに。そして、目の前にはヤギ―。
 「あいやー、食べられた」と長田さんの声に、周囲は大爆笑。盗難事件かと緊張感が漂っていただけに、一瞬で和やかな雰囲気に変わった。
 ヤギは、そば屋のマスコット「そば子」(雌、1歳半)。棚には長田さんのほか、2人が財布を置いていたが、どれもファスナーで閉じるタイプ。ファスナーのない長田さんの財布だけが狙われた。食べられたのは千円札だけで、領収書などは、よだれ交じりで残っていた。
 そば屋とゴルフ場のオーナーの嶺井達也さん(65)は「こんなことは初めて。紙を食べるとは聞いていたけれど」と驚いた様子。嶺井さんはおわびにと、長田さんに一升瓶の泡盛2本分(6千円相当)を飲み放題にした。
 長田さんは「残った5千円札は口に合わなかったらしい。宝くじでも買おうかな」とにっこり。“事件”の話をさかなに、そば屋で仲間らとおいしい酒を酌み交わした。


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