沖縄防衛局の環境影響評価の一環で海底の調査を進める潜水士ら=18日午前10時ごろ、名護市嘉陽の海域
【名護】米軍普天間飛行場代替施設建設に伴う環境影響評価(アセスメント)調査で、沖縄防衛局は18日、移設先の名護市嘉陽沖でサンゴ類の生息調査など本格的な作業を開始した。同日午前10時半現在、約7隻の調査船と警戒船が代替施設建設予定海域の周辺に展開。調査船から潜水士が海中に潜り、サンゴ類や海藻草類の生息調査を行った。代替施設建設に反対する市民団体は船やゴムボートを繰り出し警戒した。
午前8時半ごろ、同市の汀間漁港を防衛局の調査船と警戒船各1隻が出発し、同市嘉陽沖に向かった。続いて警戒船と調査船、約5隻が出港した。防衛局の船は嘉陽沖50―100メートルの海域に停泊し、潜水士がカメラやボードを手に潜る姿が確認できた。防衛局によると現場海域ではサンゴ類や海藻草類の生息状況調査、リーフ内の生物調査を行う。
市民団体も抗議行動のため船とゴムボート4隻を出港させたが現場海域は波が高く、調査船に近づけなかったため、辺野古沖調査への抗議行動に備えて警戒するにとどまった。辺野古漁港に設置されたテントにも、建設に反対する約10人が集まり状況を見守った。
防衛局は14日、アセスメント方法書の確定版を県に提出し、15日から県の許認可がいらない風向や気温などの気象調査、飛来塩分量測定に着手した。
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