琉球エアーコミューター(RAC、山田有社長)は、9人乗り旅客機で運航している那覇―慶良間、石垣―多良間の赤字2路線を来年4月から廃止する方針を固めた。21日の株主総会後の取締役会で決定する。同じく赤字路線の石垣―波照間は存廃に関する検討作業を継続する。
3路線の赤字額合計は約1億1900万円で、現在は県と座間味村、多良間村、竹富町で計2340万円を補助している。県と3町村は路線存続に向けて今月1日、赤字額に対する補助金を現行の2割から3割に増額する案を提示。しかし、RACは国庫補助対象路線並みの9割補助を求め、交渉は難航していた。
補助金増額に伴う市町村の新たな負担額は座間味村が214万円、多良間村175万円、竹富町195万円で、県がそれぞれ同額を追加負担する方針だった。
座間味村と多良間村は財政難を理由にこれ以上の補助金の上積みは困難と判断。竹富町は路線存続に向けて上積みを検討しており、RACとの交渉を継続する方針。座間味村は代替措置としてエアードルフィン(那覇市)による定期チャーター便の運航の可能性を模索するもようだ。
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