県健康増進課は、県内各地で発生しているインフルエンザの患者数が注意報レベルを超えたとして13日、県内全域にインフルエンザ流行注意報を出した。1989年からのデータによると、季節外れの夏場の発令は今回が初めて。患者数も1週間で前週の2倍強に上っており、同日までに学級閉鎖を実施した学校も5校ある。異例の事態に、同課は「一般には冬場の乾燥時期にかかりやすいといわれるが、湿気の多い夏場での発生原因は分かっていない」と話している。
通常のインフルエンザのシーズンは10月から3月だが、今年第27週(7月4日―10日)の各保健所からの患者報告数は前週の291人から361人も増え、652人に。県内58の定点医療機関当たりでも11・24人と注意報レベル(1機関当たり10人)を超えた。
地域別では、中央保健所管内で定点あたり17・87人、南部保健所管内15・64人と流行注意報発令基準を超過。宮古を除いて北部、中部、八重山管内でも前週より患者数が増加している。
県内各地で散発的に発生し始めた6月中旬から7月13日までで、北部、中部の小学校2校、南部の中学校2校、高校1校の計5校で学級を閉鎖。うち高校は現在も学級閉鎖中となっている。
同課は「インフルエンザは感染力も強い。これ以上流行しないように、うがい、手洗いはもちろん、人込みへの外出は避けた方がいい」とし、38度以上の高熱や筋肉痛などの症状を感じた場合は早めに受診するよう呼び掛けている。
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