「自衛軍」を明記した自民党新憲法草案に、沖縄戦体験者も、60年前の恐怖を思い起こし、怒りの声を上げた。
鉄血勤皇師範隊として沖縄戦に学徒動員された長田勝男さん(76)は「軍は戦争をするためにある。戦争放棄と言いながら軍を保持するのか」と疑問を呈した。さらに「公共の利益は国民の犠牲によるものだ。戦前に後戻りするようで不安と恐怖を感じる」と話した。
戦争体験者で、県観光ボランティアガイド友の会相談役の吉嶺全一さん(73)は「日本を代表して、ほかの国民を殺すことは絶対にやってはならない」と軍隊保持に強く反対した。「戦前は人を殺すことが『国のため』だった。みんなのためというと聞こえはいいが危険が伴う」と不安を見せた。
地元繁多川の沖縄戦史などを研究する知念堅亀さん(71)は「戦前は教科書で『兵隊さんありがとう』と教えていた。戦争はじわりじわりとやってくる」と、戦争前の状況と今を重ね合わせた。「海外への協力といっても、次は何をやるか分からない。とにかく怖い。なぜあんな人を選ぶのか。これを国民はどう見ているのか」。自民圧勝で「戦争」への道を突き進む今の状況に、言いしれぬ不安を感じている。
次の記事:「県益」の追求、国益につなが...>>
今日の記事一覧
今月の記事一覧
最近の人気記事
Photo History
琉球新報掲載写真でつづるオキナワの歴史
しんぽう囲碁サロン
世界中の囲碁ファン会員と対局
ライブカメラ
琉球新報泉崎ビルに設置したライブカメラ
りゅうちゃん商店
ウェブサイトからも購入可能に!
ちょBit
新報パーソナルアド
ウイークリー1
沖縄県内・県外就職・求人情報ニュースサイト
琉球新報の本
琉球新報の本がネットでも購入できます
週刊レキオ
生活情報満載の副読紙。毎週木曜お届け
新報カルチャーセンター
130講座 学ぶ楽しさがいっぱい
新報ローカルブログ
ミニコミ紙連動のローカル情報

〒900-8525 沖縄県那覇市天久905
紙面・記事へのお問い合わせは、読者相談室までどうぞ。
電話098(865)5656 (土日祝日をのぞく平日午前10時〜午前12時と午後1時〜午後4時)
©The Ryukyu Shimpo
本ウェブサイト内に掲載の記事・写真の無断転用は一切禁じます。すべての著作権は琉球新報社または情報提供者にあります。