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樹木博士、樹木医が誕生1997年9月12日 
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  【浦添】県内では数少ない木のお医者さん「樹木医」の資格を兄弟が取得した。浦添市港川のレストラン・リッツ社長、神谷善清さん(65)は、8月に樹木医試験に合格。また、3年前に樹木医を取得している同社専務で弟の善勝さん(58)は、このほど樹木医の博士号を取得した。樹木医は県内で7人目。樹木博士は県内で初めてという。
  善清さんは、通信教育で教材を取り寄せ、1年半をかけてチャレンジ、6月に東京で試験を受けた。会社経営や食品衛生協会、飲食業協会、地区防犯協会の役員など多忙だが「夜の宴席後も勉強を欠かさなかった」という。
  神谷さん兄弟は知念村出身。善勝さんは「戦前、南部にも森はあったが、戦争で防空壕の枠に使うため伐採されたり、焼滅した」と木への思いを語る。「将来、南部でもミカンができるようにしたい。果樹園をつくってレストランに供給したい」と抱負を述べる。
  弟の善勝さんは琉球大学の林学科を卒業。新聞報道で樹木医を知り、3年前に樹木医の資格を取得。さらに上級コースの博士試験に挑み、今年6月に合格した。
  樹木医試験では、果樹、庭木、街路樹など植物全般の知識から病害虫、栽培、肥培管理に関する臨床知識などが出題される。
  林野庁の樹木医認定制度は今年で7年目。造園業者が応募の7割を占め、最近では2、30代の応募者も増えているという。
  神谷兄弟は「木を心から愛すること」が合格の秘けつと語る。「県内の緑化、環境美化のために樹木医は5、60人は必要。資格取得に向けてアドバイスを求められれば喜んで協力したい」と話している。


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