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友寄獅子舞由来記を発刊1997年9月11日 
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  【東風平】東風平町友寄に古くから伝わる伝統文化・獅子舞の技法や伝承を記録した友寄獅子舞由来記「とぅむしぬシーシ」が10日発刊された。獅子舞にこだわった県内でも珍しい冊子で、友寄文化委員会(金城照雄委員長)が編集委員会を発足、2代目獅子の誕生25年期を記念して4年がかりで完成させた。
  友寄の獅子頭は、1828年に首里王府おかかえの彫刻家・田名宗経(号中山宗経)が制作したもので、時の王・尚育王が、友寄出身の三線の地謡・玉那覇親雲上(地域名・西上小のタンメー)の首里城への功績に対する勲功として友寄に御拝領(グヘーロー)された。
  しかし田名制作の獅子頭は、沖縄戦の混乱の中で喪失。獅子頭の後継作として、沖縄平和祈念堂の平和祈念像の制作でも著名な故山田真山画伯が制作、1968年に復活し今に至っている。A5判、160ページの記念誌では、沖縄での獅子舞の歴史的背景、友寄の獅子舞伝承記録、戦後の獅子舞、獅子舞行事と保存などに各1章を割き、5章構成。
  編集委員会が県立図書館など各種機関の資料にあたったほか、友寄の獅子舞に詳しい同字出身の金城文助さん=那覇市長田=らから聞き取り調査をし発刊にこぎつけた。
  金城委員長と編集委員の町田功さんは「県内を代表する制作者らによってつくられた友寄の獅子は、区民の誇りであり、青年に引き継いでいく上でも発刊は大きな意義がある。これからもますます獅子に対する関心も高まると思う」と話した。記念誌は、旧暦8月15夜行事を前に友寄の全世帯に配布される計画という。
  記念誌の問い合わせは友寄文化委員会電話098(998)5279。
(写真説明)故山田画伯が制作した獅子頭とともに記念誌を紹介する金城委員長ら関係者=友寄公民館


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