【「金口木舌」の意味は?】
本紙の朝刊総合面コラム「金口木舌」について、読者から「どう読むのか」「どういう意味か」との問い合わせが、今年に入って数件あったので、説明したい。
まず読み方について―。辞書によって「きんこうもくぜつ」「きんこうぼくぜつ」の二通りあるが、本紙では「きんこうもくぜつ」と読んでいる。
その意味は―。古代中国では、法令を発したり教えを示す時には、木鐸(舌=振り子=を木で作った金属製の鈴)を鳴らして、注意を喚起しながら触れ歩いたという。それから転じて、木鐸は「言論で社会を導く人、教育者」との意味を持つようになり、「社会の―」などと使われるようになった。その木鐸は別名「金口木舌」ともいった。
金口木舌の出典としては、揚子法言の学行篇に「天ノ道、仲尼ニ在ラズ、仲尼ハ説ヲ駕フル者ナリ、<中略>ソノ説ク所ヲツタエントセバ、即チ諸儒ヲシテ金口木舌ナラシクハナシ」とある。要約すると、「仲尼(孔子の字)の説く所を伝えようとしたら、儒学者たちは自ら金口木舌(伝道者)となる心構えが必要である」といった内容。
一九一一(明治四十四)年九月一日付紙面から本紙コラムに使われるようになった。(読者相談室)
「♪指輪をくれる? ひとつだけ2012年の金環食まで待ってるから…」。「ドリームズ・カム・トゥルー」の「時間旅行」の歌詞にある


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