【沖縄】5日発生した米軍嘉手納弾薬庫地区内からのディーゼル油流出事故で、仲宗根正和沖縄市長は6日、在沖米空軍第18支援群司令官メリー・アッカート大佐と面談し、事故原因の究明と施設管理の徹底を図るよう抗議した。県企業局は同日午後、比謝川取水ポンプ場の取水を再開した。沖縄市議会(新里80秀議長)は7日午前、基地に関する調査特別委員会を開催して対応を協議する。同日、ハワイ出張する市長、議長らの帰任後、14日にも臨時議会を開き、抗議決議する見通し。
また、県は7日午前、嘉手納基地、那覇防衛施設局など関係機関を訪ね、抗議・要請する。
アッカート司令官は「漏れた油の回収を優先した。原因の究明が遅れ申し訳ない」と仲宗根市長に陳謝。「燃料タンクとボイラーを結ぶパイプのつなぎ目から油が漏れた。漏れた油が近くの油水分離機の処理能力を超え、側溝を伝って比謝川に流出した」などと現場の状況を説明した。パイプが外れた原因や量についてはまだ分かっていない。
油が流出したボイラー室は、嘉手納基地第三ゲート周辺の知花住宅地区にある108世帯分の給湯に対応する施設。嘉手納基地では今回の事故を受け、54カ所ある同様の施設をすべて点検したという。
比謝川からの取水を見合わせていた県企業局は6日、ポンプ場周辺で異臭が確認された比謝川に浄化作用のある「活性炭」約60キロをまいて、取水口にも同じく活性炭を取り付けた。午後2時、約18時間ぶりに取水を再開した。
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