【沖縄】5日、嘉手納弾薬庫地区内の知花住宅地から比謝川へディーゼル油が流出した事故で、米軍嘉手納基地第18航空団のブライアン・ホーイ広報局長は7日午前、「ボイラー接続部分の金属疲労が原因。バルブが腐って油が漏れた」との事故原因を明らかにした。親川盛一県知事公室長らの抗議に対し、嘉手納基地内で答えた。また、沖縄市議会の基地に関する調査特別委員会(桑江朝千夫委員長)は同日午前、米軍に対し、事故原因の究明と再発防止、施設管理の徹底を求めることを決めた。市議会(新里80秀議長)は14日にも臨時議会を開き、抗議決議案を可決する。
親川知事公室長と幸喜稔県企業局配水管理課長は同日午前、在日米軍沖縄地域調整事務所や那覇防衛施設局などを訪ね、抗議・要請行動を展開。嘉手納基地で応対したホーイ局長は基地の施設全体で点検をするよう空軍が指示したことを強調。「安全管理を徹底したい」と述べたという。流出した油の量については調査中と答えた。
市議会では「これほどのボイラー施設を常駐管理していないのはおかしい」「比謝川水系の水源地にもっとも近いことから、生活環境への影響を極めて憂慮する」「市に連絡が入ったのは事故発見から2時間遅れ。対応のずさんさに不信感を抱かざるを得ない」などと事故に対する米軍の認識の甘さを指摘する声が相次いだ。
米軍による比謝川へのディーゼル油流出事故は1997年1月にも発生しており、沖縄市と同市議会は事故原因の究明、施設管理や連絡体制の改善などを求め抗議していた。
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