第22回海洋博公園全国トリムマラソン大会(主催・国営沖縄記念公園事務所、本部町、琉球新報社、海洋博覧会記念公園管理財団)は14日、本部町の国営沖縄記念公園を主会場に行われた。ハーフマラソン(21・2キロ)男子は、末松隆二(30)=名護市=が1時間12分9秒で4年ぶり二度目の優勝。同女子は千葉ちはる(29)=那覇市=が1時間34分27秒で3年ぶり三度目の栄冠を獲得した。10キロ男子は平田清健(41)=宜野湾市=が33分49秒で優勝。同女子は饒平名俊江(48)=読谷村=が44分17秒で三連覇を果たした。最優秀ランナー賞には末松と平田が選ばれた。スタート時の午前10時10分の天候は雨、気温は15度、北北西の風6・6メートル、湿度47%だった。
タイム伸びず少し残念そう/千葉ちはる
0…「今までで一番遅い」というものの、千葉ちはる(那覇)はハーフを1時間34分27秒で走りきり、1997、98年に引き続き3年ぶりに女子の一位に返り咲いた。
夫とともに走り初め"で参加し、仲良く一緒にゴール。久々の一位だが、コーチをしているトライアスロンチームの指導に時間を取られ練習が不足したため、タイムが伸びなかったと少し残念そうに話した。レース開始時からの強い風も影響したという。
4月のトライアスロン宮古島大会に向けての練習で参加した千葉の目標は、あくまでも宮古島。「宮古に向けて明日から練習です」と早くも気持ちを新たにしていた。
10キロコース平田が優勝/男子
0…熱戦が繰り広げられた10キロコースは、平田清健(宜野湾)が33分49秒で優勝を果たした。
5、6年前に20キロコース(当時)に出て以来の参加だという平田。最初から一位を狙って走っていたものの、風邪をひいており、体調は万全ではなかった。「前を走る高校生(諸喜田寿)に付いていこうと思った。沖工だから早いだろうと思って」と、はにかみながら作戦を明かした。
「相手(諸喜田)が前に出たりして難しいレース展開になった」というが、優勝という結果に満足そうだった。
末松折り返しで逆転
レース序盤でトップから約100メートルの差をつけられた末松隆二(名護市)。それでも慌てずに前半、自分のペースを維持する落ち着いたレース運びで徐々に追い上げて折り返しで逆転し、そのまま逃げ切った。
レースは昨年優勝の当真学(沖縄市)と玉城吉春(本部町)が飛び出し、デッドヒートの末、6キロすぎから当真が独走態勢へ。
五番手に付けていた末松は「調子は良かったので、後半追い付ける自信があった。相手にいけるだけいかせても大丈夫」とあくまで自分のペースを維持した。
「折り返しまでに追い付ければいける」と計算していた末松は、9キロすぎの瀬底大橋付近からアップダウンを利用して徐々に差を縮め、計算通り、折り返しとなる瀬底島内の10キロ地点の上り坂で一気にトップの当真を抜き去った。1時、追い上げられたものの、3分30秒の大差をつけてゴールした。
当真には昨年、競り合いの末敗れただけに、末松は「勝ててうれしい」と笑顔を見せた。また、初めてハーフマラソンが採用された1997年に優勝して以来、2位が二度と優勝から遠ざかっていただけに、喜びもひとしおといったところ。記録も昨年の記録を3分縮めるなど満足のいくレース展開だった。
末松の次の目標は2月のおきなわマラソン。昨年は市民の部で優勝。今年は競技の部への出場を予定しており、「いまの調子なら上位を狙える」と自信を見せていた。
(宮城悟)
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