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知事「非常に不快」/ヘイルストン発言問題 2001年2月6日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

 
  海兵隊員による強制わいせつ事件に対する県議会の海兵隊削減などを求める抗議決議に関し、在沖米軍トップのアール・ヘイルストン四軍調整官が部下にあてた電子メールの中で、稲嶺恵一知事や副知事、吉田勝広金武町長、県議会議員を挙げ、「扇動的で、われわれに損害を与える決議が通過するのを何もせずに見ていた。彼らは頭の悪い弱虫だ」と批判していた件で、稲嶺知事は6日午前、「私をはじめ、スラング(俗語)で書かれていることは非常に不快だ。同じ民主主義国家でありながら、議会と執行部の関係を理解していない」と述べ、強い不快感を表した。吉田勝広金武町長は「沖縄の歴史的背景や県民の思いを理解できていない」と批判した。
  与野党が全会一致で可決した県議会決議をめぐる米軍トップの問題発言は波紋を広げている。
  同調整官は先月23日、厳しい綱紀粛正を促すため、在沖海兵隊の上層部十数人にあてた電子メールの中で知事らを批判した。同調整官は6日午前、在沖海兵隊外交政策部を介して「関係者や県民に謝りたい」とするコメントを県にファクスで送り、謝罪した。
  稲嶺知事は県庁で記者団に対し、「個人的に言うと非常に不快だ」とコメント。「決議が通過するのを何もせずに見ていた」との調整官の指摘について、「同じ民主主義国家でありながら、議会と執行部のシステムについて理解していない」と批判した。その上で、「綱紀粛正については今後とも強く求めていく。せっかくつくり上げた仕組みがあるので、それは大事にしたい」と付け加え、調整官の綱紀粛正の努力については一定の理解を示した。
  石川秀雄副知事は「綱紀粛正への熱意は理解できるが、県や市町村が議会決議をストップさせることはできない。認識不足があったのではないか」と疑問を投げ掛けた。県は、私信とはいえ綱紀粛正への努力を一定評価していた同調整官の不規則発言に困惑しており、県民感情の悪化を招くことや米軍との関係に影を落とすことを懸念している。
 
 調整官の考え理解できない/伊良皆県議会議長
  アール・ヘイルストン在沖米四軍調整官の批判に対し、県議会の伊良皆高吉議長は6日午前、「県議会は県民の生命、財産、人権を守るために取り組んでいる。議会決議が米軍にとって不利益になる-というヘイルストン氏の考えが分からない。兵力削減がなぜ不利益なのか。米軍の利益を守るため県民が犠牲になっていいということかと言いたくなる。何のために米軍が駐留しているのかヘイルストン氏自身分かっていないのではないか」と四軍調整官の認識に疑問を呈した。
  その上で「その後、謝罪をしているので、その気持ちは受け入れたい。県議会としては、今後とも県民の立場を守るため、これまで以上に神経を集中し最大限の努力を払っていく」と強調した。
 
 表現が事実とすれば残念/斉藤防衛庁長官
  【東京】斉藤斗志二防衛庁長官は6日の閣議後の記者会見で、ヘイルストン在沖米四軍調整官が県議会の海兵隊削減決議に関して知事などを批判していた件で、「謝罪の意味も示されていることのようだが、いずれにしろ、このような表現が事実とすれば残念なことだ」と述べ、遺憾の意を表明した。
 
 外交の二元化つくってならない/橋本沖縄担当相
  【東京】橋本竜太郎沖縄・北方担当相は6日午前の閣議後の記者会見で、1日に決定した米兵による事件事故への対応に関連し、「一番考えなければいけないのは、外交の二元化という形をつくってはならない。政治主導でもそこは変えてはいけない。その上で沖縄・北方担当相としての行動の幅、ルールを、いろんなことを積み重ねてつくっていかなければならない」と述べた。
 
 沖縄理解していない/吉田金武町長
 
  【金武】在沖米軍トップのヘイルストン四軍調整官が記したメールで、名指しで非難された金武町の吉田勝広町長は6日午前、同町役場で「残念だが、特に動揺はしていない」と冷静な表情で述べた。
  「頭の悪い弱虫」と中傷された部分については「何度、部下に強く指導してきても、事件や事故が収まらないという四軍調整官のいら立ちを前半部分に強く感じ取れる。興奮から半ば八つ当たりのような形で、あの表現がでたのだろう。人間の心情としては理解できる」と述べた。
  その一方で、「このような考えを持っているのは、やはり沖縄の歴史的背景や県民の思いを理解できていない部分があるということ。米軍は米兵による事件を一つの事件"と受け止めているようだがそうではない。事件が起きれば、世論から大きな反発や批判を受けるのは当然だし、発言にも気を付けるべきだ」と強調した。
  今後の米軍との関係については「すぐ基地がなくなり、海兵隊がいなくなることはない。その中で、いかにして事件や事故を無くしていくかが重要。信頼関係を築き、互いに理解を深めていく努力をするしかない」としながらも、「事件や事故は別の話」と、事件事故に対しては厳しく対応する考えだ。
 
 メールの主な内容/(対訳)
 
  (海兵隊の規律強化を強く求めた下士官の電子メールに対し)上級曹長の言う通りである。(中略)
  これら少数の人間が一般的に海兵隊は不実であると言わせている。われわれは彼らの行為を無視できない。そしてそれらの個人にだけ非難を押し付けていいものでもない。われわれ指導者もまた誤っている。なぜ運転免許を取り上げたにもかかわらず、まだ運転をする者がいるのか。われわれが指導しきれていないからだ。なぜ歩き回ってわいせつ行為など病的な行動をとる者がいるのか。われわれ指導者が海兵隊員や海軍兵について知らないからである。なぜ二等軍曹ランクの兵士が酒場や警察で問題を起こすのか。われわれが早くから兆候に注意していないからである。これは要望ではない、命令である。これらの兵士に対し、彼らが何かをする前に断固対処せよ。もし法律やルールを破るような者があれば、吹き飛ばせ。(中略)
  最近の金武町の事件は、調和を吹き飛ばした。反基地の活動家たちは、米軍の友人だと主張する地元の人たちのいかなる反論もなしに、基地を攻撃する自由を得た。状況は、県知事、副知事、吉田町長、県議会議員らが先週「事件事故は悪いが、我々は海兵隊の努力を理解し敬意を払っている」と言ったにもかかわらず、県議会が扇動的で軍に損害を与えるような海兵隊削減決議が通過した時、何もせずにやり過ごした事態へと進展している。彼らは頭の悪い弱虫だ。(後略)
 
  The Sergeant Major has hit the nail on the head…
  These few are causing people to say things about
  the Corps in general that are not true.
  We can not ignore their deeds. Nor can we put
  the blame upon the individuals alone. We


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