【豊見城】ペットボトルや発泡スチロールの使い捨て食器、トレーなどを材料にした洋服のファッションショーが7日、豊見城村立中央公民館中ホールで催された。その名も「喜友名千代子リサイクル・ファッションショー」。生活の中で出る「ごみ」から生まれたとは思えない、きらびやかなドレスに、観客は感動の大きな拍手を送った。
会場は本島北部からの来場者を含む約500人で埋まった。ファッションショーは、プロのデザイナーではないが洋裁の技術を持つ喜友名千代子さん(63)=豊見城村、県営真玉橋団地=が企画、主催。娘の珠美さん(23)に手伝ってもらって作った30着余りのドレス、ワンピース、カジュアルウエアなどが次々に披露された。
服の材料にはペットボトル、発泡スチロール製容器のほか、金魚すくいの針金の輪も使われた。モデルは県営真玉橋リサイクル友の会のメンバーや障害児・者を持つ親たち、友人らが務め、ショーの運営にも協力した。衣装紹介は一部と二部に分かれ、合間にはリサイクル・ファッションでの琉舞なども披露。観客は2時間近いショーを堪能した。
ショーを終えた喜友名さんは「こんなに感激したのは初めて。本番までの道のりは大変だったが、喜びで疲れも吹き飛んだ」と満足そう。さらに「これでファッションショーを開くという若いころからの夢が実現できた。次の夢は、お客さんのアンケートを読んで思い付いたのだが、紅白歌合戦の美川憲一と小林幸子の豪華絢爛(けんらん)な衣装をリサイクル・ファッションでコーディネートしてみたい」と目を輝かせながら語る。
喜友名さんは、今後県内の作業所などでリサイクル・ファッションショーの開催を希望するところがあれば、衣装を無料で貸し出したいと話している。連絡先は喜友名さん宅098(856)3617。


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