26日午後零時46分ごろ、石垣島南方約150キロ沖でマグニチュード6・9の地震が発生した。沖縄気象台によると震源の深さは約10キロで、竹富町の波照間島と黒島で震度1を観測。同気象台は零時54分、宮古島・八重山地方に高さ二メートルの津波が到達する可能性があるとして、同地方に津波警報、沖縄本島は0・5メートルの津波到達の可能性で津波注意報を発令した。
しかし午後1時9分に与那国島久部良、同12分に石垣島石垣港でそれぞれ5、6センチメートルの微弱の津波が確認されただけで、これ以上の津波の可能性はないとして、午後1時30分に警報、注意報は解除された。県消防防災課によると地震、津波による被害はなかった。
同気象台の岸尾政弘地震火山課長によると、津波警報、注意報は数万件規模の地震情報を基に津波発生を想定する「量的津波予報」で実施され、平均を多少上回る数値で出しているという。
津波が発生する仕組みは(1)地震の位置(2)震源の深さ(3)地震の大きさ(マグニチュード)-に加え、断層のずれが縦か横か、角度、大きさ、ずれの速度などにも影響するという。断層のずれが縦だと、震度が小さくても大きな津波が発生するという。
マグニチュードなどは即座に観測できるが、断層のずれを解析するのはスーパーコンピューターでも30分から1時間以上かかり、解析を待っていては津波到達前に警報などを出すことが困難なため、実際の位置、深さ、大きさに加え、平均より大きく見込んだ断層のずれの情報を加えて津波の規模を想定している。
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