【東京】今国会で審議入りが予定されている個人情報保護法を廃案にしようと、ノンフィクション作家やジャーナリストらで組織する「個人情報保護法案拒否!共同アピールの会」による「4・13 悪法の枢軸を撃て!銀座パレード」が13日午後、東京で行われた。行進には全国から約400人が参加した。東京在住の沖縄出身学生十人によるエイサーが披露されたほか、沖縄県マスコミ労働組合協議会の代表十人も参加し、道行く人に同法案の廃案を訴えた。
中央区銀座の水谷橋公園での出発式で作家の橋本克彦氏は「言論の自由に法の規制を掛けてはならない」と訴え、作家の吉田司氏は「銀座の圧倒的なデモで小泉内閣を打ち倒そう」と参加者に呼び掛けた。
行進は県出身学生によるエイサーの勇壮な太鼓と「廃案だ!個人情報保護法案」の横断幕を先頭に、小泉純一郎首相の祖父小泉又次郎、謝花昇ら言論弾圧に倒れた歴史上の人物の遺影を抱えた葬列、森の妖精(ようせい)などの仮装行列や新聞労連、出版労連の組合員、一般住民らが列に加わった。
参加者らは銀座の大通りから霞ケ関、日比谷までの約2キロを練り歩き「この法案はすべての市民の上に悪法の網を掛け、市民生活の基本、土台である表現など言論の自由を弾圧しようとする法律だ」として法案の廃案を訴えた。
エイサーの隊列に参加した東京に住む沖縄市出身の名幸寛人さん(20)は「個人が行政下に置かれる法律は問題だ。先頭でエイサーを披露できてうれしく思う」と話していた。
新聞、通信社、テレビなど百人以上の報道陣がデモ行進を取材し、沿道では多くの通行人が足を止めて行進を見守るなど、同法案に対する関心の高さがうかがえた。
共同アピールの会は今年1月には県マスコミ労協と共催で、那覇市内で「だいじょうぶかぁー沖繩 あなたは国にのぞかれる 個人情報保護法ぶっつぶせ大集会」を開催した。


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