米国などによるイラク攻撃に反対の声を上げようと沖縄戦体験者や作家、画家、学者、一般市民ら404人の連名による緊急声明が14日午後、那覇市の県庁記者クラブで読み上げられた。実行委員会の代表は「黙っていてはいけない。戦争反対と声を上げよう」と呼び掛けた。
声明を発表したのは実行委員会世話人の星雅彦、由井晶子、平良修、外間豊の各氏ら。「止めよう!イラク攻撃」と題した緊急声明では、イラク攻撃について「イラクの人々が、かつて沖縄が体験した生き地獄の苦しみを味わうのは必至だ」と指摘した。
沖縄の米軍基地が攻撃拠点となる懸念を示して「私たちは今、意に反して加害者の側に立たされようとしている」と述べ、その上で「私たちはイラク攻撃に反対する。沖縄の地から、どんな戦争も許さない、非戦非暴力を訴える」と呼び掛けた。
会見で外間豊さん(84)は自身の沖縄戦の体験を踏まえながら「戦争を体験した私たちが黙っていてはいけない。ぜひ県民一人ひとりが戦争反対の声を上げてほしい」と訴えた。
名護と那覇では反対集会とデモ/統一連
【名護】名護平和委員会や民商など北部地域の六組織で構成する「やんばる統一連絡会議」は14日、「イラク攻撃許すな 新基地建設反対名護集会」を名護市役所中庭で開催した。約30人の市民らが参加し、アメリカのイラク攻撃に反対し平和的解決を求めるアピール文などを採択。「イラク攻撃反対」「辺野古への基地建設反対」などを訴えながら、市役所からヒンプンガジュマルまでをデモ行進した。
集会で名護平和委員会の大西照雄会長は、アメリカのイラク攻撃に反対する国際世論の高まりを強調し、「平和的解決を目指すのが21世紀の外交の在り方だ」と指摘。名護民主商工会の幸喜誠二会長代行は「二度と戦争はいやだと声を大にして訴えよう」と訴えた。
一方、那覇市の牧志公園でも同日、米軍のイラク攻撃に反対する2・14・県民集会(主催・県統一連)とデモが行われた。


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