【嘉手納】緊迫する朝鮮半島やイラク情勢を受け、同基地所属以外の米軍機の飛来が活発になっている米空軍嘉手納基地飛行場で、深夜から未明にかけての騒音被害が増大し、周辺住民の生活に影響を及ぼしていることが、3日までに分かった。
特に同基地以外から飛来する米軍機が増えている2月9日から27日までの騒音が増加。嘉手納町で最も騒音が激しい屋良地域の1日平均の騒音発生回数(70デシベル以上で5秒以上)は120回。米中枢同時テロ後の落ち着きを取り戻していた昨年11月以降、最大の数値となった。70デシベルは電話のベルが1メートル以内でしか聞こえず、血圧が上昇するほどの騒音といわれている。
2月には、嘉手納基地に弾道ミサイルなどを偵察する機能を備えた特殊情報収集機が相次いで飛来。通常嘉手納基地は、RC135W型(リベットジョイント)1機態勢だが、米本国所属のRC135U型(コンバットセント)、S型(コブラボール)など特殊機が飛来し、嘉手納基地を拠点に離着陸を繰り返している。
昨年4月から今年1月までの1日平均の騒音発生回数は116回だったが、2月は3%増の120回となった。航空機騒音規制措置で飛行が制限されている午後10時から翌朝6時までの時間帯で比較すると、同11回だったのに対し、2月は18%増の13回となっている。
嘉手納町役場には、昨年4月から今年1月までに騒音やヘリの低空飛行など嘉手納基地からの被害について43件の苦情が寄せられた。


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