波上宮朝鮮鐘 (なみのうえぐうちょうせんしょう)


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 戦前、国宝に指定された梵鐘。いつの時代に朝鮮から渡ってきたか不明だが、胴に飛天や菩薩像のほかに鐘銘があり、その銘文から956(高麗光宗7)年に造られたものと判明。沖縄戦で破壊され、釣鐘の竜頭だけが残る。県立博物館収蔵。【県指定文化財】

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)