奈良原繁 (ならはら・しげる)

 1834~1918(天保5.5.23~大正7.8.13) 第8代沖縄県知事。鹿児島県出身。寺田屋騒動では藩主の命を受けて薩摩藩の急進派を鎮圧した。1892年以来15年10カ月に及ぶ県知事在任中、教育、土地整理、築港の三大事業を推進。特に教育振興には力を入れ、就学率向上に成果をあげたが、沖縄の近代化を急ぐあまり、その専横ぶりが様々なあつれきを生んだ。農民無視の杣山問題で謝花昇ら自由民権運動を弾圧したのが代表例。


『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)



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