【写真特集】一足早い?「中秋の名月」 明け方、沖縄の水平線に


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この記事を書いた人 Avatar photo 玉城江梨子
慶良間諸島に沈み行く月=21日午前6時ごろ、沖縄本島西海岸

 きょう9月21日は「中秋の名月」。那覇市では明け方、ほぼ円形の赤い大きな月が慶良間諸島の水平線へ沈む雄大な景色が見られた。沖縄の家庭ではこの日、餅に小豆をまぶした「フチャギ」を供えて月見を楽しむ習慣もあり、十五夜行事が行われる集落もある。

 国立天文台によると、今年は2013年以来8年ぶりに、旧暦の8月15日と天文学上の満月が重なる年。厳密には21日午前8時55分に月に欠けるところがない「望」となったとされる。

 気象庁によると、今夜の沖縄地方の天気予報は、降水確率は低いが夕方から曇り。石垣島地方では雨の可能性もある。那覇では日没から約30分後の午後6時54分、東の空から満月が昇る。

沖縄本島西の空=21日午前6時ごろ、浦添市
県道37号を走る車と「中秋」前日の月=20日午後7時すぎ、うるま市

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