新年へ福招く 護国神社で縁起物作り


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
福笹作りに取り組むみこら=26日午前、那覇市奥武山の護国神社

 那覇市奥武山の沖縄県護国神社は26日、新年に向けた福笹(ふくざさ)などの縁起物作りを始めた。みこ約20人が2日間で福笹千本、破魔矢1万本、熊手2千本などを作る。境内ではおみくじを結び付ける「みくじ掛け」や出店の設置も進み、年の瀬の雰囲気に包まれていた。護国神社は新年三が日で参拝者27万人を見込んでいる。

 福笹の材料となるササの葉は23日に国頭村で取った。みこの西平歩さん(26)=南風原町=は「沖縄や世界が安全な1年になってほしい」と願いを込め、飾り付けをしていた。