ウッキウキ~の年に 石垣「リスザルの森」人気


この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤
リスザルと戯れる親子。餌をおねだりするリスザルに内田俊輔君(右)は大はしゃぎしていた=石垣市名蔵の石垣やいま村(謝花史哲撮影)

 【石垣】ぴょんと肩に飛び乗り、人懐こい愛くるしい顔を見せるリスザルたち。石垣市名蔵の石垣やいま村で飼育されている「リスザルの森」では59匹が元気いっぱいに来園客と戯れる。ことしは申(さる)年。昨年はここ10年で最も多い12匹が生まれ子宝に恵まれた。縁起がよいとしてさらに人気を集めそうだ。

 南米の熱帯雨林に生息する小型のサルで素早く動く姿がリスに似ていることから名前が付いた。尾を除く体長は30センチ前後で体重は大きい個体で1キロほど。尾の長さは40センチと体より長い。
 埼玉県から観光で訪れた内田俊輔君(10)は「かわいい」と大はしゃぎ。母の文子さん(49)は「家族仲良く、希望の年にしたい。子どもには新しい目標を見つけてほしい」とほほ笑んだ。
 飼育担当の渡久山恵さんは「サルたちと遊んで家族で楽しく過ごしてもらえたらうれしい」と話した。
英文へ→Squirrel monkeys in Ishigaki attract visitors wishing for a wonderful year