2頭仲良く、こんにちは 座間味はクジラの季節


この記事を書いた人 志良堂 仁
船近くに姿を現した2頭のザトウクジラ=18日、座間味沖(大坪弘和通信員撮影)

【座間味】座間味沖はことしもホエールウオッチングの季節を迎えている。18日には遊覧船の近くで、2頭の大きなザトウクジラが水面から頭を出して戯れるような様子も見られた。

 この日は午前中は1頭だったが、午後になるともう1頭増え、2頭が同時に頭を海面に出したり、船の真横でブロウ(潮吹き)をしたりした。約2時間のツアー客は国籍を問わず大喜びだった。
 高知県から来ていた柴田泰三さん(48)は「座間味に通って5年目だが、こんなシーンに出合ったのは初めて。2頭が複数のウオッチング船を順番に回って、顔を見せてくれた。これだから座間味通いはやめられない」と語った。
 座間味村ホエールウォッチング協会のツアーは4月5日までだが、後半はクジラの数が減ってくるので「早めの遊覧を」と呼び掛けている。(大坪弘和通信員)
英文へ→Friendly humpback whales greet Zamami visitors