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インドナツメたわわに 金城さん、生産に挑戦

11本のインドナツメの木を育てる金城幸栄さん=2日、糸満市与座

 【糸満】糸満市与座で農業を営む金城幸栄さん(78)の農園で、台湾産の果物・インドナツメの実が豊作だ。台湾などではなじみのフルーツだが、県内ではあまり知られていない。食感はナシに似ており、歯ごたえと爽やかな甘みが特徴。金城さんは2年前から栽培を始め、ことしから糸満市のファーマーズマーケットいとまんに出荷している。


 金城さんはマンゴーを中心に生産していたが、年間を通して農作物を収穫しようと、さまざまな熱帯果樹の研究をしている。
 インドナツメは10月に花が咲き、2~3月初旬に収穫するため台風の影響を受けにくいという。6~7月にレイシ、7~9月はマンゴー、8月から秋にかけてはアボカドを育てている。
 「マンゴーだけだと、台風の影響で収入がなくなる恐れがある。季節にあった果物を複数育てることで、安定した収入につながる」と話す。「冬場の熱帯果樹」としてインドナツメの県内での普及を目指す金城さん。「新しい果樹を生産して沖縄の農業を盛り上げたい」と意気込んでいる。



琉球新報